こんにちは、しらたまです。
今日は私の肌の赤みが酷かった頃にやっていた、間違ったスキンケアや、やってよかったことをまとめていきます。
過去に人前に出るのが恥ずかしいほど赤ら顔に苦しんでいて、その時に色んなスキンケアやお肌の勉強をしました。
同じお悩みを抱える方のヒントになるかもしれないと思い、過去の失敗や成功を記録していきます。
はじめに
一応、先にお伝えしておきたいのが、あくまでも私が赤ら顔に困っていた時の日々のお手入れ方法であって、
赤み改善を保証するものでも、治療する方法を提示しているわけではありません。
- 私は医師ではない
- スキンケアだけで赤みが治るとは限らない
- 赤みの原因・肌質によってお適切なお手入れ方法は異なる
ということを頭の隅において読んでもらえると嬉しいです。
私の肌質
- 色白よりでもともと血色感出やすい
- 超が付くほどの乾燥肌
- ニキビもできやすい
- 肌は弱い方
私の赤ら顔の原因は角層が剥がれすぎてバリア機能がボロボロだったことでした。
今は赤みに悩んではいないし、比較的肌も安定している状態。
赤みの原因が分からなくて悩んでいる方は多いと思いますが、どんなお肌でもバリア機能を整えることは重要。
なのでまずは、低刺激で高保湿なスキンケアからはじめることは大切です。
そのヒントになることはお伝えできる内容になると思います。
赤ら顔で悩んでいた頃の間違ったスキンケア3つ
まずは赤みが酷かった頃の、私の間違ったスキンケアをお伝えします。
これが赤みが酷くなってしまった原因でもありますので、みなさまもお気を付けください・・・
①とにかく洗い過ぎていた
当時の私は朝も夜も洗顔料を使って洗っていました。それも石鹸ベースで、さっぱりしっかり洗えるタイプの洗顔料。
夜はクレンジング(メイク落とし)+洗顔料でW洗顔をしていたので、洗い上りはいつもつっぱっていました。
ですが、「保湿するから良いでしょ」「汚れがちょっとでも残ってたら肌に悪い!」と思い、何の疑いもなく常に洗顔料を使っていたのです。
②角質ケアをやっていた
角質ケア成分が入っている洗顔やクレンジング、化粧水等をちょくちょく使っていました。化粧水や美容液の浸透が良くなって肌に良い!と思っていたからです。
角質ケア成分とは
パパインやプロテアーゼ、プルーン酵素分解物やサリチル酸、リンゴ酸などは角質を剥がし、お肌をつるんっと整えてくれる角質ケア成分。
しかし、
角質が剥がれすぎるとバリア機能が低下して肌が炎症を起こしやすくなる
バリア機能が低下している肌は角質ケアをしなくてもそもそも浸透しやすい
と知って、そうした角質ケアはやめました。
肌が安定した今でも、角質ケア成分を配合した化粧品もあまり使わないようにしています(頂き物は肌の様子を見ながら使います)。
③スキンケアを頻繁に変えていた
早く赤みを治したくて色んな化粧品を試しまくっていました。
当時の私は、化粧品で赤みを治せると思っていたし、すぐに赤みが出なくなる化粧品があるはずだと思っていたのです。
しかし、肌が安定していないのに色んな化粧品を試しても、逆に肌がゆらぎやすくなったり、刺激や炎症のリスクがあると知りました。
なので無理なく使える化粧品を継続することにシフトチェンジ。
赤みが出たり引いたりを繰り返していても、他に違和感がなく保湿感に満足できたら、その化粧品でのスキンケアを続けるようにしました。
赤みが酷かった頃にやってよかったお手入れ6つ
結論としては、肌を洗い過ぎず(角質ケア含む)、乾燥する前にシンプルな保湿化粧品でしっかりと潤い補給。
そして質の高い睡眠をとること。
これを心がけていたら、次第に顔の赤みが落ち着いていきました。
多少赤みが出る日があっても、人前に出られないほど真っ赤!なんて日はなくったのです。
注意
ただし皮膚科に行くことは大前提。私もまずはかかりつけの皮膚科で見てもらい、「おそらく洗い過ぎ」「角質を剥がれすぎている可能性がある」「保湿が足りてない」「もともと肌の血色が出やすそう」「(いつも処方されている)ニキビのお薬をちょっとお休みしてみて」などの診断をもとに、いろいろ試していきました。
①乾燥する前に保湿
乾燥するとお肌の赤みは出やすいです。
なので乾燥する前に保湿すること、そして、「そもそも肌が乾燥しにくくなるようなスキンケア」を目指してお手入れを頑張りました。
個人的なおすすめは高濃度セラミド美容液+ワセリンの組み合わせです。
日中も水性成分だけでできた化粧水ミストよりも、乳液やオイルインのミストで保湿。
②低刺激性にこだわる
赤みが酷い=バリア機能が低下していると思って、とにかく低刺激性なスキンケア化粧品にこだわっていました。
覚えておきたいこと
美容成分たっぷりな化粧品も、バリア機能が低下した敏感なお肌には刺激になりやすい
そもそも化粧品がダイレクトに肌の赤みを治療してくれるわけではない
何が刺激になるかは人によって異なりますが、私は
- 保湿成分はセラミド、アミノ酸、ヒアルロン酸など肌にももともと存在している成分
- 化粧品のベース成分は水、BG、グリセリン
- ビタミンC誘導体やレチノールを避ける
- 植物エキス・精油を避ける
- 角質ケア成分を避ける
を主に注意し、できるだけ使用するスキンケア化粧品の数も少なくしていました。
今でも基本はそうなのですが、複数使って保湿効果を高めるよりも、もともと保湿効果の高い2~3個を使い、できるだけ肌に触れる回数を減らすようにしています。
③日焼け止めは室内でも塗る
日焼止めは単に肌が焼ける(黒くなる)ことを防ぐだけでなく、紫外線による炎症で肌が赤くなることも防げます。
当時、使う日焼け止めはシリコーンベースの紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル)な日焼け止めにこだわっていました。
まず、シリコーンオイルは紫外線によって変質しないので、UVカット効果を安定させることができます。また、紫外線散乱剤は紫外線で分解されることはないので、物理的に日焼け止めが落ちない限りは塗り直さなくても良いというメリットがあるのです。
ただし、最近はマスクの付外しで日焼け止めが落ちるリスクもあります。また、日中、追い保湿する際に日焼け止めやメイクが落ちて、どうせ色々塗り直すなら、どうしてもノンケミカルの日焼け止めに頼る必要はないのかなと思います。
④クレンジングは雑なくらいが丁度いい
洗い過ぎると肌の潤いが奪われます。自分の肌から生まれた潤いは、自分にとって最高の美容液。これ以上の美容液を化粧品で探すことは難しいです。
なので、マイルドな洗浄力のクレンジング・洗顔料を使い、肌の潤いを守りながら洗うことが超重要。そのためには、落としやすいメイクも心がけました。
とは言え、メイクはちゃんと落としたいので「洗い過ぎないようにしなきゃ」と思っても、ついクレンジングの時間は長くなりがち。
ですが、メイクの濃さ含め適切なクレンジングをしていれば、メイクは意外と簡単に落ちます。「ちょっと物足りないかも」くらいの時間でも大丈夫。
なので私はいつも「洗い過ぎるくらいなら、多少メイクが残てった方がまだマシ!」くらいの気持ちで、クレンジングは洗い流しまで含めて1分以内を意識しています。
⑤スキンケアを変えるときは少しずつ
スキンケア化粧品をチェンジするときは1つずつ、ゆっくりと変えるようにしました。
コロコロ変えていたら何が良くて何が悪かったのかも分からないし、そもそも化粧品は薬じゃないので即効性もない。
しばらく試さないと肌との相性も、自分にとってのベストな使い方も分からないです。
いつもの赤み以外に異常や違和感がなく、保湿感も十分だと感じたら1ヵ月は同じスキンケアを続けるようにしました。
複数の化粧品を変えたい時も、まずは1つだけ変えて、そのまま1週間ほど様子見。大丈夫そうだったら2つ目を変えるようにしていきました。
⑥睡眠を確保
毎日肌の観察を続けているうちに、寝不足や疲れが溜まっていると、特に赤みは出やすいと気づきました。
しかし仕事もあるので、睡眠時間の確保なんて簡単には無理だと思い、短くてもぐっすり眠れるように工夫をしました。
寝る前に1分でも5分でもストレッチをしてみたり、食事やお風呂の時間に気を付けてみたり、寝具を変えてみたり。
そうやって少しでも積極的に質の良い睡眠を取るようにしてから、調子が良いと感じることが増えました。
赤ら顔の時に実際に使って良かったスキンケア化粧品
最後に、肌の赤みに悩んでいた時に使って良かったスキンケア化粧品を一式ご紹介します。
超乾燥肌でも十分な保湿効果や、乾燥対策効果を実感できたアイテムです。
これらが直接肌の赤みを治すわけではありませんが、低刺激×高保湿なスキンケアを繰り返すことでバリア機能を整え、赤みの改善をサポートしてくれると思います。
※1回のスキンケアで全部を使うわけではありません。各工程から1個ずつ使います。
クレンジング・洗顔料
クレンジング料は油脂クレンジング一択でした。
油脂(オイルの一種)なら肌に潤いも残せて、少し濃いメイクでも素早く落としやすいので、今でも大好き。W洗顔はしません。
また、最近人気のべビオ洗顔は、赤み肌にも優しいクレンジング方法です。
当時は知らなかったので、赤ら顔状態の時にやったことはないのですが、ここ最近試したクレンジングの中では1番乾燥を感じにくく、妹もニキビや赤みが落ち着いていました。
朝はぬるま湯洗顔、夜はW洗顔なしですが、落ちやすい日焼け止めだけを塗っていた日は、アミノ酸系の洗顔料で洗ってました。
そもそも泡が好きなので、完全に泡洗顔をやめるのは嫌だったんです・・・。
ただし、いくらアミノ酸系でも朝洗顔料使うと、私の肌は日中乾燥しやすくなり、赤みも出やすくなるので、今でも朝はぬるま湯洗顔だけです。
化粧水
化粧水は、
- 自分の肌に刺激になりにくそうなもの
- 使い心地が軽いもの
を重視して選んでいました。
とろみが強いと、ちゃんと馴染ませようとして、余計肌を強く触ってしまうので避けていました。
化粧水は少量を1回ずつ丁寧に馴染ませることがコツ。BAさんに教わった方法です。
このやり方で化粧水を付けると、より潤いを感じられる気がして、今でも意識しています。
赤みが酷かった時に一番お世話になった化粧水はアクセーヌ。配合成分数が少なく、刺激を気にせず使いやすいです(ただちょっと高い…)。
より高保湿なものなら、セララボやミノンが良かった(コスパ的にも◎)。
成分内容的にはミノンよりセララボの方が低刺激性な印象はあります。
高濃度セラミド美容液
セラミドを高濃度に配合した美容液。
これがないと私の肌はかっぴかぴになるし、赤みも出やすくなるので必須アイテムです。
高濃度と言っても、配合量を明記しているメーカーは少ないので選ぶのは難しいですが「高濃度セラミド配合」を謳っていて、5,000円前後のものは、保湿効果が高くて失敗が少ない印象です。
保湿感やトータル的な成分内容がお気に入りなのはシェルシュール。
低刺激性で選ぶならセララボの方が個人的にはおすすめ。陰イオン界面活性剤不使用なところがお気に入りで、5~12月くらいまではこちらを選んでいます。
ヒフミドはクリームなのですがセラミドの濃度が断然高い。ただスッと馴染むような使用感なので、美容液代わりにワセリン等の前に使っていました(この後に何も塗らないのは物足りない)。
クリーム・ワセリン
スキンケアの最後には、必ずかためのクリームやワセリンを使っていました(今でもですが)。
乳液や柔らかいクリームじゃどうしても乾燥するので、水分量は少なめのクリームを選びます。特にミネラルオイルや、ワセリンなど肌に蓋をしてくれるオイルが成分表示の序盤にあるもがおすすめです。
もちろんワセリンそのものを朝晩塗っても良し。
ただワセリンは、朝までペタっと感が残っている感覚があります。
それがワセリンの良いところでもありますが、私は朝、洗顔料を使わないため、そのペタっと感をぬるま湯では落とせないのが嫌でした(肌に悪いものではないので洗顔後、残っていても問題ないという意見もある)。
なので夜はワセリンよりも、朝のぬるま湯洗顔時の不快感が少ないニベアを薄めに塗っていました(コストも抑えたかったという理由もある)。
ということで、私が赤ら顔にひどく悩んでいた頃のスキンケアについてお話してみました。
正直、美容の勉強をしている方からすれば当たり前なことが多かったと思います。だけどやっぱりそれが大事なんです。
何はともあれ、まずは皮膚科。そこでプロの意見を聞いて、その上で適切なスキンケアを考えていくのが良いと思います。
今回のお話が何か少しでも役に立つようなことがあれば幸いです。
最後までご覧頂き、ありがとうございました!